減価償却後の発電所には多額の税金がかかる!どう対策すべきか

太陽光発電

減価償却後!コトトロです。

 

Twitterで質問を受けました。

 

減価償却後の太陽光について、質問に対する回答を深堀していきます。

 

 

減価償却後の太陽光利益出すぎ問題

皆さんご存じの通り、太陽光は17年間かけて減価償却していきます。

17年以内に銀行への元本返済も終える場合、売電売り上げからマイナスされるのは土地固定資産税と保険代のみ。

人によっては外注のメンテ代もありますね。

 

そこで嬉しい悲鳴。

太陽光発電所の利益出すぎ問題が到来します。

1基あたり200万円の売電額であれば、ざっと計算して195万円の経常利益です。

(固定資産税と保険代を5万円と想定)

 

仮に税率30%だとすると、税金58.5万円。

10基あると、税金だけで585万円・・エグイ( ;∀;)

 

今のところ見て見ぬフリをしていますが、いつかは到来する未来です。

ではどう対策するか。

 

 

18年目以降の対策

 

こんな回答してみました。

方法は様々なので正解は人それぞれですね。

 

新築の木造不動産であれば減価償却期間は22年。

太陽光と同じ時期に建てると、18年目以降は新築不動産の減価償却期間がまだ残っています。

 

でもね、この方法は弱いです。

結局、新築不動産から生まれる利益を減価償却で圧縮するだけなので、実質的に太陽光の利益を圧縮する効果はゼロ~。

事業全体で見たときに、売り上げに占める減価償却がまだ残ってるよねってだけ。

 

そうすると、2つ目に書いた、減価償却切れの築古不動産を購入して4年償却させる方法の方が理にかなっている。

建物2000万円であれば1年当たりの減価償却費は500万円!

築古不動産から生まれる利益をはるかに上回る減価償却費を計上できるので、4年間限定ですが有効な対策です。

 

う~ん、それでも個人的に築古アパートは好きではないんですよね・・。

収益性が不確定で、なにより時間と精神を取られるので。

自由な時間を最優先に考えている身としては好みではないです。

戸建てだと話は変わるのですが。

 

高級車を購入?

今は無しですが、18年後であればアリかもしれません。

私は56歳になってますし、余生を楽しむフェーズに突入しているかも!?w

 

 

20年目に発電所リパワリング?

最近流行り?のリパワリング。

17年後は大いに盛り上がっている事でしょう。

 

お金がかかることですが、発電量が上がり18年目以降の節税策になるのであれば皆興味が出ますよね。

費用対効果を見極めた上で動く必要はありますが

  • パワコンを一気に交換する
  • パネルを全交換する
  • ストリング組み方を見直す

 

ことは検討するべきだと考えてます。

できれば、18年目ではなく21年目以降にやりたい。

 

FIT認定の縛りが無くなるので、パネル1枚当たりの発電量UPさせて現在パネル出力80kwの発電所を100kwに変更。

そこに合わせて効率の良いパワコンに交換、追加。

ストリングの組み方を最適化させて影に強いパネルとパワコンを採用すれば発電量マシマシ。

 

kwの伸び率以上に発電量が上がること間違いなしですね!

先ほど書いたように費用対効果の見極めが必要なので、単純な話ではないのですが夢は膨らみますね!

 

あれ?18年後の利益圧縮方法に書こうとしたら勝手に盛り上がってしまった(^-^;)

結局、旅費規程でごにょったり、経営セーフティを使い解約金の収入は退職金とからめていく等使っていく方が手っ取り早そうですね。

人によっては18年目に売却して、また減価償却取れる資産との組み換えかな?

 

時間は大いにあるので、長い時間かけて考えていきましょ~

太陽光発電
コトトロをフォローする
コトトロブログ – 好きな事をして生きていく

コメント