BSアレンジ!コトトロです。
法人第三期決算に向けてBSを眺めていました。
ほとんど妻が税理士への提出書類作成、経費の入力をしてくれたので私は別のことに集中できます。
いつもありがとね。
今日は、決算書の方針についてです。
最悪の第二期BS
第三期の決算をひかえ、久しぶりに第二期のBSを眺めていました。
ん~~~印象が悪い。
純資産の部はマイナスで債務超過。
社長借入金合わせて1.7億の借り入れ。
これで追加融資を受けられるはずがありません(笑)
この決算書持ってよく公庫に突撃したな1年前の自分・・。
そりゃ無理ですって。
第二期の反省を生かし、第三期は黒字、債務超過解消最優先。
さらにバランス調整を行います。
バランス調整の為に考えていたのはDES(Debt Equity Swap)
デット・エクイティ・スワップと読み、日本語で書くと債務の株式化です。
役員借入金が相当額あるので、これを資本金に割り当てて見た目を良くしたいなと。
メリットは資本金が増額されるので、自己資本金比率が改善される点。
デメリットは増資金額の1000分の7の登録免許税がかかることと申請の手間が発生すること。
BSの見た目を整えずに動いてもまた帰り討ちだなと思いながらしばらく考えていました。
固定資産を株式資本へ移動
結局選んだ方法はコレ。
固定資産を株式資本へ移動。
ルー大谷さんの受け売り。
さらにわかりやすく書くと、役員借入金を資本剰余金に項目替え。
銀行によっては役員借入金を長期借入金の項目に入れておけば実質資本金として見てくれるのかもしれませんが、機械的な判断である第一関門で落とされる気がしたんですよ。
「ハイ、あんたは先期の債務超過を解消して頑張って黒字化させたね。でもね、自己資本比率がお話にならないからアウトね」
ってAIによる自動判断が下されたら終了だなと・・。
銀行員が見たら「あ~役員借入金を移動して無理やり見た目を良くしたのね」と悪印象の可能性がありますが、何もしないよりいいはず。
いや、思い込みかもしれないけど。
これで無理やり自己資本比率20%に近づけて土台に乗ったらいいな~という安易な考えです。
この決算書を見た銀行員や公庫の反応はまたいつか記事にします。
良い子はマネしないでね!
コメント
私も、同じようなこと、今回決算で相談した方に提案頂けました。
私の場合は、役員借入金が流動負債になっていたのでなおさらですが(汗)
財務諸表は奥が深いですね。
yukiさん、ほんと財務諸表は分かったようで分からない状態が続きますね。
役員借入金を短期借入金にしてはいけないことも事務処理税理士さんでは教えてくれないですし、自分で情報を取りに行く必要性を感じます(•̀ω•́)/
法人での事業拡大はBSの美しさで勝負以外に他なりませんね〜。
自分の法人は資本金250万なんですが、今後は法人で事業拡大を進めようと思っているので、950万円くらいまで増やしちゃおうかなとかも考えたりします。
この記事を見て、ふと自分の法人の役員借入金の仕訳を見返したところ、BSに役員借入金という仕訳で記載してありました。
これはどちらとも取れるやつですね(笑)
チリツモさん、その通りですねー。
3期連続黒字かつ美しいBSさえあれば拡大は出来るはずです。
資本金よりも、資本の部が大事だと思うので私は今回の作戦でいきます!うまくいくといいなぁ〜