離して!コトトロです。
太陽光パネルがフェンスから手を伸ばせば届くほど近い問題とフェンスの上にパネルがきている問題が勃発した2号機。
西側のフェンスを太陽光パネルから離してほしいと業者へ伝えました。
その結果は・・
フェンス範囲を広げます
結論としては、フェンス範囲を広げ、手の届かない状態にしてもらうことを約束してもらいました。
前回の記事でも書いた経産省のガイドラインを用いてなぜフェンスを広げてほしいのかを冷静に説明しました。
フェンスと設備は外部から発電設備に触れない程度に配置すること
電気系統が手に触れるような位置ではガイドラインを遵守できていない事。
万が一、第三者が設備に触れて感電でもしたら責任を負えない事。
の2点を説明し、フェンス範囲を広げてほしいと主張しました。
特に言い争いになることなく承諾してもらえ、西側のパネルとフェンスが近すぎる問題は解決しそうです。
フェンスと太陽光パネルが近いデメリット
フェンスがパネルに近いことによるデメリットは何でしょう。
ん~この程度でしょうか。
メリットは・・ないですね。
フェンスの上にパネルがかかっている問題は・・
もうひとつの問題。
東側のパネルがフェンスにかかっている点は難題です。
パネル移動は物理的には出来るのでしょうが、デメリットもあります。
東側のパネルを西側へ移すと影になる範囲が増える
西側に接している土地は1m程度高くなっており、さらに別の太陽光パネルが敷かれる予定の土地です。
約3m程度の壁が立つようなもので、パネルを西側に配置すると影の影響が出ます。
不具合が出る可能性が高い
これは私の経験上の話ですが、一度作り上げたものをばらして作り直すのは大抵うまくいきません。
部材を傷め、強度も弱くなり、作業者の気持ちも入らないので雑な仕上がりになります。
パネル間の間隔が狭くなり、冬場に影がかかりやすい
契約時のパネル配置図通りに敷こうとすると、電柱支線にぶつかります。
避ける為にはパネル(架台)同士の位置を狭める必要があり、冬場の太陽光角度から計算すると影になる範囲が広がります。
優先すべきは発電量
パネルの移動をして影ができる範囲を広げるのは賢い選択とは思えません。
パネルのレイアウトを業者が勝手に変更したのはモラルに欠けた行動です。
最低限、説明責任があります。
しかし、怒りにまかせて作り直させることやパネルを無理に移動させることはメリットよりもデメリットが上回ると判断しました。
最終結論として、東側のフェンスを乗り越えているパネルはそのままとし、西側のフェンス範囲を拡大してもらうことで落ち着きそうです。
東側のパネルは人の手が届かない場所にありますし、安息角から計算してもスクリュー杭先端が安全側に届いています。
万が一、東側にある石垣が崩れたとしてもパネルの転倒は防げると判断しました。
反省点
今回2基目をお願いしたのは1基目をお願いした業者です。
1基目は配線含めて綺麗に問題なく仕上げてくれたので、すっかり信用してしまいました。
今回の事を踏まえて3基目以降は慎重に取り組んでいこうと思います。
反省点書いておきます。
大事には至りませんでしたが、勉強になりました。
これから太陽光投資される方!
共に気を引き締めていきましょう。
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