太陽光地盤沈下についてのご相談を受けました

太陽光発電

太陽光沈下!コトトロです。

 

たまに読者の方から相談を受けることがあります。

今回の相談は「太陽光の地盤沈下が止まらない、どうしたらいいか」というご相談でした。

 

私は専門家ではありませんが、誰かの役に立ちそうなので返答内容を掲載します。

 

 

太陽光地盤沈下!3回連続

今回の相談者Mさん。

太陽光設備の沈下対策をしても、3回連続で沈下が発生しているようです。

 

しかも、2年を経過しているのでこれ以上無償対応は難しいと言われているとのこと・・。

この状況をどう考えるか、というご相談でした。

 

私も太陽光の架台が沈下した経験があるので、憤る気持ちはとても良くわかります。

 

このまま沈み続けたらどうしよう。

沈むたびに対策していたらキャッシュフローがもたない。

20年間の事業が成り立たないかもしれない。

 

と恐怖を感じますよね。

何とかしたい気持ちが伝わってきました。

 

 

相談者への返答

今回相談者さんへの返答をそのまま載せます。

専門家が見ればツッコミどころがあると思いますが許してくださいw

 

こんにちわ!
〇〇〇見させてもらっているので、初めましてという感じではないですね~^^
お返事遅くなりすみません。
私の見解をお伝えしますね。
まず確認したいのは、土地の瑕疵担保2年が契約書などに明記されているかどうかです。
明記されているのであれば、販社の言う通り無償対応を要求するのは難しそうです。
明記されていないのであれば、責任を持って対応をしてほしいと要求し、相手の善意を期待するしかないかなと。
土地が将来的に沈下するかどうかは事前に地盤調査をしないといけません。
太陽光の場合、固い地盤が何m下にあるかを確認する為の地盤調査にお金をかけられませんし
仮に調査をして地盤が悪かった場合でも、杭を打ったり、大規模な地盤改良をする費用はかけられません。
一部の業者では簡易的に地盤調査をし、地盤改良費を見積もりに盛り込んでますが
そこまでしている販社は少ないかなと。
(風圧に耐える為の引き抜き力試験とは別の調査です)
今回のような問題が起きた時に難しくさせているのは、太陽光(地上の設備)に関する法律が整備されていないことです。
建物の場合には、建築基準法(それに準ずる品確法)があるので、法律の元に判断ができるのですが
太陽光の場合は基準となる法律がないので判断が曖昧になります。
だからこそ、契約書の記載内容が大事です。
唯一の判断基準になるよりどころと言う意味で。
何をいつまでにどちらの負担で保証をするかどうか。
では結局どうすればいいの?
という点ですが、業者が対応してくれない場合、自分で動く必要があります(-_-;)。
まずは現地を自分の目でじっくりと見た方がいいです。
雨が降っている時に現地へ行くと新しい発見があるかもしれません。
表面上、地盤に関して打つ手がない場合は沈下対策に入ります。
沈下対策としては
①架台の足回りをコンクリートで固める
②地面に這わせる形で部材を追加する。できれば面で。(地面からの反力を増やす)
③架台の間にスペーサーをかませて元の位置に戻す
の3パターン。
どれも根本対策ではありませんが、太陽光のような軽量物(建物と比較して)であれば十分ではないでしょうか。
ちなみに、後から地盤深くを調査しても意味がないです。
対策の打ちようがないので・・。
私の例のように、側溝から水が流れ込んでいたというような表面上の原因の場合があるので
しっかりと現地を調査する必要はあります。
自分で対策を打てない場合は、安く実施してくれる業者さんを探すか、少し高くても販社さんに対策をしてもらうか。
地盤は本当に難しいので、いくら対策をしても再発の可能性はあります。
その点を踏まえて、販社さんと相談してみてください。
長々と失礼しました^^
今読み返すと、なかなかハードルが高いことを要求しているような気もしますが、私だったらこうするという意見を書いてみました。
「自分で動く必要があります」とか簡単に書くなって話ですよねw
失礼しました。
私は動きたがりなところがあるので、人に頼むよりもまず自分が動いてしまうのですが、普通はそう簡単に動けませんよね?
そこで思いました、こんなサービスがあったらいいなと。

こんな太陽光メンテサービスがほしい

またまた得意のタイトルから話が逸れる話(^-^;)

太陽光のメンテサービスっていろいろありますけど、ピンポイントで悩みを解決するサービスは少ないように感じます。

 

例えば

・地盤沈下の対策をするメンテナンスパック(再発する可能性は依頼者が受け入れる)

・パワコン1つだけ電流値、電圧値が下がっている原因を調査するサービス

・一部の電流値、電圧値が下がっている原因を解消するサービス

 

ピンポイントの悩み解決業者さんがいるといいですね。

 

費用としては

・調査費5千円と原因解消費2万5千円を合わせて3万円

・原因が解消しなければ原因解消費は返金

・材料費は別途

 

こんな激安サービスがほしいのは自分だけでしょうか。

う~ん、採算が合わないか・・。

 

ぶっちゃけ、遠隔監視見てれば問題ないかどうかはわかるので、問題が起きた時にピンポイントで解決してくれる人がほしいです。

(そして、現場に立ち会いながらいろいろ教えてもらいたい・・)

独り言です、ハイ。

 

実は私もソーラーフロンティアのパネルを使っている発電所で1本グラフが下がっているので、そのうちメンテナンス業者さんに依頼してみようと思います。

その前に、太陽光事業者を繋ぐSNSで募集してみようかな・・。

 

日給1万円で原因調査に付き合ってくれる人いませんか~?

ってな具合に。

 

トップのアクティビティで募集をかけると何かしらの反応があると思うので

皆さんもうまく使ってくださいね!

太陽光発電
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コメント

  1. あるメンテ業者よりん より:

    自分とこは結構ピンポイントでもやっていますが、普通に年間契約でもしてないと、請けませんね。
    あと自社で販売させてもらったか。
    他社の作った屑発電所とかの尻ぬぐいを安く請けるなんて御免ですね。
    なのに、対価を払いたがらないお客さんも。

    きつい言い方ですが、事業なんですからリスクは自分で解決するか、お金で解決するかです。
    成功報酬型なら10倍は貰わないと。日給1万円とか時給換算では1250円です。
    3万円でも、日売上15000円です。交通費やら機材を考えれば、日給1万ですわ。
    それでプロや知識のある方を頼む方が失礼かもしれないですね。

    ならばWIN-WINが可能な事業者同士で協力するしかないかもしれませんね。
    でも甘えを繰り返すと、人間関係が崩れるかもしれませんけどね。

    • コトトロ コトトロ より:

      あるメンテ業者よりんさん

      率直なご意見ありがとうございます。
      リスクは自分で解決するかお金を払い解決するか、という考えは同じ意見です。

      作業に伴う経費やメンテ後のリスクを考えると成功報酬に関して3万円が安すぎるという意見もよく理解できます。
      しっかりと報酬を支払いプロに頼むか、リスクを負いながら安く依頼するかは人それぞれですね。
      請ける側も許容度、熟練度合いに応じて金額設定し、サービスを展開していくことになるかと。
      太陽光に限らず、サービスの質と金額はバリエーションがあるのが当然ですね。

      事業者同士が安易に繋がることが危険なのもその通りです。
      しっかり金銭の提示、条件の提示、意思疎通ができない方の選択肢は限定的です・・。
      今のところ問題は起こってないようですが。。^^;

  2. k氏 より:

    再び登場、ヒュン!k氏です(`・∀・´)キリッ!
    ( ↑ イヤ、登場順序おかしいし!)
    5000円で人動くのは工業高校の生徒とかになると思うぞ(⌒▽⌒)、、、ええな!それ!ちょっとインターンシップと称して工業高校の生徒に働いていただこうヽ(´▽`)/、、、がちゃ!校長先生!k氏です!、、、もちろんダメです!キリッ、、、( ;∀;)ー完ー
    まー、ワイもこういう系のメニューは考えてるけど、なかなか個人の投資家さん同士でやるって大変よ、業者やる!って覚悟ないとガチで金貰って動いたるぜってならん(´・ω・`)要は覚悟の問題やな、金貰ってお客さんの現場を良くしてったるってプロ意識が最初からないとやな、そこからや、、、

    • コトトロ より:

      高校生がだめなら海外の実習生で(もっとダメ

      まぁそうですよね〜、後々トラブルにならないようにキッチリと対価を払う。受注者はプロの仕事を遂行する。これがあるべき姿ですもんね。

      太陽光SNSは簡単なお仕事を依頼し合う場にしたほうが良さそうです(• ▽ •;)