地盤沈下!コトトロです。
第4発電所の地盤が沈下しています。
それに伴い架台も2~3cm沈下。
さて、どうしようか。
対策を検討します。
地盤沈下が止まらない!?
実は以前から一部沈下が見られた発電所。
元は木が多く生えていた林です。
以前も地盤沈下に伴い、架台が2本2~3cm沈下。
その際は販社さんにお願いし、架台の高さを調整してからコンリートで根巻きしてもらっていました。
地盤が下がり続けていてはコンクリート根巻も一時的な対策だな~と考えていたんですよね。
案の定地盤が下がり、また架台も沈下(-_-;)
このままではフェンスも倒れそうな勢いなので、根本的な対策に本腰を入れることを決意しました。
原因究明と対策立案ですね。
状況の把握
三現主義の元、現場をじ~~と観察してみました。
【状況の把握】
■周辺の土地に対して最も地盤面が下がっている場所が沈下している
■地盤沈下に伴い架台が沈下している
■土地に溜まった雨水を排水する道は無い
■周囲の畑に水は溜まっていない
■5m先に細い川がある
■細い川から発電所の土地に繋がる配管は無さそう
■2m先に側溝がある
■側溝の一番低い位置が地盤沈下の個所に近い
■側溝に排水用の穴があいている
■側溝の先が枝や雑草で詰まっている
■地盤沈下付近から側溝までの土地がやわらかい
■側溝から川までの土地は締め固まっている
原因の推測
状況から考えられる原因を考えていきます。
【原因推測①】
雨が降り側溝に溜まった水の逃げ場がない為、側溝の水が水下に集まる
⇓
側溝の水下部にある排水穴から発電所土地側に水が流れている
⇓
側溝の水が一部の土地に集中して流れ、地盤沈下しやすい土壌にしている
【原因推測②】
雨天時、一番レベルの低い場所に雨が溜まり軟弱地盤化している
①と②がダブルで作用し、地盤沈下に繋がった。
地盤沈下に伴い架台も沈下した、ということかなと。
どうやら側溝のオーバーフロー分を林に流してたっぽいな・・。
今後の行動
①販社に状況を伝える
②役所で側溝の所有者を確認する
③側溝の排水穴を塞いでいいか所有者に確認する
④販社に連絡を取り、現場で対策を検討する
⑤側溝先の詰まりを改善する
⑥側溝の排水穴を塞ぐ
⑦雨水流入改善工事後、架台を上げてもらう(販社に依頼)
⑧地盤沈下部に土や砂利を敷き地盤高さを上げる(販社で対応できるか確認する)
一つ一つ進めていくのみ
家を建てる時と同様に雨水桝を作り、排水管で繋げ、発電所外の土地に流すのが理想的ですが、費用面も考えるとその手段は取れません(^-^;)
雨水の流入を防ぎ、一部に雨水が溜まらない処置を考えていきます。
問題が起きた時に慌てても仕方ありません。
何が問題か考え、どう行動すればいいか決めていくだけ。
うまくいかなかったらまた考えて行動に移す。
その繰り返しが解決へと繋がるはず。
解決できない問題はない。
完全解決できなくても落としどころはある。
サラリーマンの仕事を通して学んだことです。
コメント
山林は造成後に地盤を転圧をしてもこうなることありますね
流入路が特定出来ればそこを塞ぎ、それからしばらく更に沈下することも加味して
対策工事は1年位明けたほうが良いかもしれないです
昨今の台風やゲリラ豪雨みたいのがくると、自然浸透でも地盤は軟弱化しますので
落としきって様子を見るという意味です
経験上30cm位の歪みであれば、直接的に何かが起きることはないです
普通に発電しますしね
そして雨風であれば保険も使えるという、、、
( ↑ ↑ ↑ 言葉をにごしてます!)
Kさんアドバイスありがとうございます。
軟弱地盤であればある程度の地盤沈下は仕方ないと考えてましたが
まさか1年経過しても下がり続けるとは思いませんでした・・。
早めに雨水の流入を阻止しておくべきでしたね。
対策工事を1年あける。
確かに二度手間にならなそうでいいですね。
〇栄のA氏、工事担当と現場で相談し合いながら進めようと思います。
30cm沈んでも発電には問題ないとの話聞いて少し安心しました。
要は配線が外れず、パネルが割れなければいいということですよね。
うまく保険使えないかは考えてましたw
宅飲み時に経験教えてくださ~い。
造成前が林であれば、抜根時の残根や転圧不足でも数年は沈みます。
雨水の流入を防ぐ事と
沈んだ箇所をジャッキアップして土壌改良ぐらいしか思い浮かびませんね。
地耐力がある層までどれぐらいあるのかも気になります。
通りすがり2号さん
・雨水の流入を防ぐ
・沈んだ個所をジャッキアップ
やはりその2点が大事ですよね。
地耐力調査は・・やってない可能性高いですが販社に聞いてみます。
林だと伐根するので、確かに転圧不足でも数年間沈みそうです。
とりあえず雨水流入対策ですね。ありがとうございました!