一条工務店!コトトロです。
昨日は2棟目の新築戸建て打ち合わせ。
トイレと洗面所の床材を決めてきました。
残念ながら柄が超絶ダサいものしかなく、消去法で多少はマシな大理石調のCFに決定。
クロスは自由に決められたのにCFの選択肢が無いとは・・。
やはり家を建ててみないと工務店の良し悪しはわからないですね。
さて、今日は一条工務店が戸建て賃貸住宅向きかどうか私なりの考えを書いていきます。
一条工務店の最安商品
土地が1か所余っているので、自分用の家を建てようかと検討中です。
昔から一条工務店が好きだったので第一候補として足を運ぶことにしました。
自分の家だけでなく、戸建て賃貸の面からも可能性を探りにいきます。
まず、一条工務店の中で選択肢となる商品は一つしかありません。
その名もi-smile
間取りが決まっている商品ですが、数千パターンの選択肢があるので、理想に近い間取りを選択できます。
一条工務店の中では最安の商品。
断熱性はi-smartに劣るものの、ゼッチ基準を大きく超えており光熱費を抑えながら快適な生活ができそうです。
事前にネットで調べたところ、i-smileの坪単価は55万円。
戸建て賃貸でもギリギリ検討できそうな価格帯になります。
一条工務店の見積もりと坪単価
今回の土地は約140㎡。
以前プロに作成してもらった戸建てプランの面積は約28坪です。
i-smileの中から理想に近い間取りをピックアップしてもらい、見積もりを出してもらいました。
建物価格 16,320,120円
申請その他 337,200円
付帯屋外工事 1,386,100
標準仕様外工事 288,300円
太陽光発電 2,282,900円
消費税 2,061,462円
合計 22,676,082円
さらに外構工事費、補助金申請費、登記費用、給水引き込み工事が加わりますが今回は省きます。
上記金額を28坪で割り返すと
約坪80万円
ぜんぜん坪55万円じゃないんですけど・・(-_-;)
ちなみに、建物のみの金額1,632万円を28坪で割ると、坪58万円。
なるほど、ネットで出ている坪単価情報は建物だけなんですね。
勉強になりました。
一条工務店は戸建て賃貸向き?マイホーム向き?
仮に戸建ての家賃を12万円/月と仮定すると、表面で6.3%。
東京ならまだしも茨城南部でこの数字では戦えません。
この時点で一条工務店は戸建て賃貸向きではないことがわかりました。
では、自分の家として考えるとどうか。
一条工務店の特徴は標準で全館床暖房、太陽光発電、蓄電池、樹脂サッシ採用である点。
住み心地は間違いなくいいと思います。
28坪というコンパクトな家でも13kwの屋根一体型太陽光発電パネルが搭載されるため、シミュレーション上では30年間で約500万円、60年間で900万円のお金を生み出す装置となるそうです(本当かな?)。
他のサイトを見ると、一条のシミュレーションは下振れすることが少なそうな印象を受けるのである程度信用はできそう。
ただ方角が真南で遮蔽物がない前提のシミュなんですよね・・。
野立ての太陽光と同じようにシビアに見た方がいいかなと個人的には思いました。
外部のメンテナンス費用も30年間で50万円程度に抑えられる仕様になっているため、ローコストハウスメーカーと比較するとメンテナンス費用が250万円程度安くなります。
自分がこの家に30年~60年間住み続ける前提であれば、設備の故障や交換を加味しても、コスパの良い家だな~と感じました。
ローコストメーカーの価格+800万円までであれば一条工務店を選択してもいいかなと。
住み心地も良いはずですし、電気代も上がり続けることが予想されている昨今、マイホームとしては良い選択肢ですね。
では自分が一条工務店を選ぶかと言えば・・選択しないと思います。
なぜなら、同じ家に何十年と住み続けるイメージがわかないからです。
どうしても投資家脳なので、途中で売却した時や賃貸に出した時のパフォーマンスを気にしてしまいます。
一条工務店というネームバリューを加味しても、ローコストメーカーとの差額約700~800万円を埋めるのは難しいかなと。
10年経過しても新築時と同じ金額で売却ができるような家に住み続けながら、住み心地はDIYで改善していくような生き方が私は好きです。
ということで、一条工務店は新築戸建て賃貸向きではないけど、マイホームには向いているよ!長く住み続ける人にとってはね!という結論でした。
ではまた!
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