ジャッキアップ!コトトロです。
新築戸建て賃貸と築古戸建てクレームが一段落しました。
さて、ようやく沈下している太陽光架台のジャッキアップに取り組みます。
まずは準備編です。
太陽光発電所の沈下
太陽光発電所の架台がスクリュー杭ごと沈下しました。
以前80mmほど業者さんにジャッキアップしてもらったものの、すでに連系してから3年半経過しています。
地盤の締固めが甘かったから・・とは言いずらいですよね。
今後20年以上運営するにあたり、遅かれ早かれ自分で対処する機会は出てくると思い、今回はDIYジャッキアップにチャレンジしてみることにしました。
現状はこんな感じ。
ちょっとわかりにくいと思いますが、スクリュー杭2本分の範囲で地盤沈下が起こり、60mm程度下がっています。
以前80mm上げてもらっているので、既に合計140mm下がっていることになります。
ジャッキアップ後に沈下対策をするかどうか
今回迷ったのはジャッキアップ後に沈下対策まで実施するかどうか。
以前、沈下対策を検討もしています。


しか~し、よく考えてみると、、
ジャッキアップのスキルさえ手に入ればたとえ沈下してもダブルフランジを入れて土入れをするだけ。
大して恐れる状況ではないんですよね。
ダブルフランジはスクリュー杭と架台の間に挟みます。
どうせならスクリュー杭が固い地盤に到達するまで沈ませて、数年に一度ジャッキアップすればいいのでは?
と思い始めました。
同じように沈下に悩んでいたブロガーのやまさんも同じこと言ってましたね。
材料と道具の準備
ジャッキアップするにあたり、材料と道具を準備する必要があります。
まず手に入れないといけないのはダブルフランジ。
以前持ち上げた高さを含み、140mm程度沈下しているので150mmのダブルフランジを探してみましたが日本国内では見つかりませんでした。
中国にはあるものの、数点の材料で2万円以上の送料はアホくさ~。
最終的にH100mmのダブルフランジを購入することになりました。

後は連結させるボルトとナット。
ホームセンターのコーナンで買ってきました。
実際にダブルフランジを店に持ち込み、失敗のないようにボルトとナットを選定。
確かM12×35mmを10本。
M12のボルト10個。
他ワッシャーも。
ここで私は失敗しました。
ボルトはもっと長いほうが良かった・・。
ダブルフランジだけではなく、スペーサーも入れて調整する場合、スペーサーの高さを考慮してボルトを購入しないといけません。
この時点ではスペーサーではなく、ダブルフランジを1つか2つ入れて調整することしか考えていなかったので、ボルト長さまで頭が回りませんでした。
後は当日、ホームセンターで軽量コンクリートブロックを12個。
念の為、地盤調整用に安い路盤材2袋。
既存のボルトを外すモンキーレンチかラチェットレンチ。
現場の状況に応じて対応できるように板材とか木の棒。
今回は斜材を持ち上げる予定だったので、100均でこんなものも用意しておきました。
ドアストッパーとゲル両面テープ。
ジャッキと斜材の間に挟んで持ち上げようかなと。
最後に大事なジャッキ。
車のジャッキでチャレンジしてみようと思ったものの、さすがに油圧式のジャッキではないと難しいだろうと思い用意しておきました。
現場へGO!大事な忘れ物が・・
よし!準備は完璧!
いざ出陣です。
今回は奥さんのお父さんもお手伝いに来てもらうため、妻の実家に立ち寄り。
私+妻+妻のお父さんの3人で現場へ向かいました。
途中ホームセンターに寄り、コンクリートブロック12個と路盤材2袋を購入。
現場に到着して材料を運んでいたら・・
ああああああああああああああああああああ!!!
買っておいたジャッキがない!!!!!!!!!!!!
一体なんのために来たのでしょうか。
油圧式のジャッキを忘れ、途方に暮れたのでした‥。
しかし、まだ諦めません。
車の手動ジャッキが一つある!
果たして太陽光のパネルが乗った架台が車のジャッキで持ち上がるのでしょうか。
長いな・・つづく。
ではまた!
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