戸建て火災保険を安く!コトトロです。
施主支給品を現場に運んだり、不具合のチェックしたり、メンテ依頼をかけたりでなんだか最近バタバタしてます。
賃貸募集図面作成して、ポータルサイトにアップして、集客しないと~。
飲みのお誘い断ってしまった方、ごめんなさい!
9月中旬までは落ち着かないのでそれ以降で。
今日は戸建ての火災保険料を安くする方法についてです。
新築戸建ての火災保険料は安く、築古戸建ては高く
最近の傾向として、新築戸建ての火災保険料は安く、築古戸建ての保険料は高くなっています。
築古戸建ての火災保険料が高くなっているのは、自然災害が多くなっていることが一番。
想定外の自然災害が起こり、被害金額が増大する度に火災保険が上がっている印象です。
実はそれだけでもなく・・
悪徳な保険金請求業者が暗躍していることも大きな理由とされています。
皆さんも目にしたことありませんか?
家の〇〇な症状で100万円もらえます!といった広告。
家の不具合を見つけて自然災害で壊れたと申請し、高額な保険金を引っ張るあれです。
足場を組むと一気に+50万円保険金がアップするので、屋根や樋に目を付け、足場を建てる見積もりで保険金を引っ張ります。
中には自然災害でもないのに多額の保険金を引っ張りたいため嘘の申請をする業者がいるらしく、築古戸建ての火災保険料は年々上昇傾向です。
火災保険料を安くする方法は?①
今回、新築戸建ての火災保険を見積もりして気づいたことを書いてみます。
火災保険を途中で安くするのは、保険価額や特約を見直すしかありませんが、新築戸建てでは初めの工夫で火災保険料を抑えることができます。
まず一つ目の方法。
建物を省令準耐火にする。
省令準耐火とは?
簡単に言うと、燃えにくい材料が使用されている建物。
燃えにくさは準耐火建築物未満です。
どこのハウスメーカーや工務店で建築しても今の時代は省令準耐火の基準を超えていると思いますが、念のため確認した方がいいですね。
なぜなら火災保険料が安くなるから!
省令準耐火ではない場合、火災保険料と地震保険料合わせて159,770円
(※地震保険は5年更新)
省令準耐火の場合、同条件で103,060円まで下がりました。
差額は56,710円!
大きいですよね。
今回は賃貸用なので建物保険価額を1100万円として計算しているので、3000万円級のマイホームの場合にはどえらい差額になるでしょうね。
火災保険を安くする方法は?②
もう一つ新築戸建ての火災保険を安くする方法があります。
それは耐震等級3の認定を取る事。
住宅性能評価書を取得しているハウスメーカーや工務店であれば、耐震等級が1~3の数字で評価されています。
耐震等級1
数百年に1度起こる地震に対して倒壊や崩壊の危険がないとされ、数十年に1度起こる地震に対しても建物の損傷がない程度の耐震性を備えている住宅。
耐震等級2
耐震等級1において想定されている地震の1.25倍強い地震が発生した場合も、倒壊・崩壊しないとされている耐震性を備えた建物。
耐震等級3
耐震等級1において想定されている1.5倍の地震が発生した際にも、倒壊・崩壊しないとされている耐震性を備えた建物。
性能評価を取得しているハウスメーカーであれば耐震等級3であることが多いです。
耐震等級3【相当】と書かれているハウスメーカーは、「ウチは性能評価を取りませんよ~」と言っているようなものなので危険ですw
本題に戻りまして、耐震等級3になるとどの程度保険料が変わるのか。
私の1戸目の新築戸建てではこうなりました。
耐震等級を考えない場合
耐震等級3を伝えた後
差額は23,830円。
(確か建物保険価額900万円だったかな?)
省令準耐火ほどのインパクトはありませんが、嬉しいですよね。
実はこの省令準耐火や耐震等級3の割引
使えるのに使っていない人が多いんです(-_-;)
保険の代理店がしっかりしていればいいのですが、こちらから何も言わないと割引を適用してくれないことがあります。
省令準耐火や耐震等級3ではないかしっかり確認して少しでも安く火災保険に入りたいですね。
ではまた!
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