ニサデコ!コトトロです。
人間の考えはころころ変わるものです。
少し前まで積立NISAやideco反対派だったのですが、推進派ブロガーに切り替えです。
考えが変わっていった経緯を書いていきます。
積立NISAを開始
今年の1月から積立NISAを開始しました。
掛け金は掛け金上限の年間40万円。
月々3.3万円程度。
妻と同じタイミングで始めるので、夫婦で年間80万円です。
なぜ今まで積立NISAに取り組まなかったかというと
積立NISAするくらいなら太陽光等の資産を購入する頭金やボロ戸建てを購入する資金にしたいと考えていたから。
IRR計算すると、積立NISAに魅力は感じられなかったので、資産の拡大ができるまでは積立投資には取り組まないと決めてたんですね。
ところが、想像以上にボロ戸建ても金額が高騰し、近い、安い、条件良しの物件は出てこない・・。
太陽光案件も価値が向上し利回り11%以上案件が出てこない・・。
現状、セミリタイアを達成し無理に資産を拡大する理由も無い為、長い期間様子見をしてきました。
すると、当然ながらお金が貯まり続けます。
資産運用に年間最低200万円使えるような状態でセミリタイアした為、資金がだぶついている状態。
ストレス解消する為の散財も無くなった為、生活費を除いて毎年300万円は自由に使える資金が残りそうです。
すると考え始めるのは資産運用。
資金を眠らせていてももったいないので、お金にお金を稼いできてもらおうかと考え始めるようになりました。
まず考えたのが積立NISA。
10年以上積み立てればほぼ負けないチートゲーム。
刺激が少ないので賛否両論ありますが、だぶついている資金を運用するには良い方法です。
ということで、夫婦で年間80万円積立開始!
いざとなれば取り崩せるのが大きなメリットですね。
idecoを開始(予定)
現在考えているのがideco
私が最も好きではない資金拘束系の資産運用です。
60歳まで資金がロックされるというデメリットを抱えることになるので、積立NISA以上に毛嫌いしていました。
といいつつ、実は1年半くらい前からidecoやってます。
正確に言うと、会社に強制的に加入させられました(-_-;)
ひどい商品ラインナップにも関わらず強制加入。
保険会社と勤め先のズブズブ関係が見えて一人で引いてました。
不思議だったのは、全員なんの不満を言うこともなく加入していたこと。
マネーリテラシー教育されてなさすぎだろ!って思いましたね。
私は一人加入しないで抵抗してましたが、定期的に来る上層部からのメール攻撃に屈して加入。
最低金額でいやいや加入するはめになりました・・。
数か月後、会社を退職。
会社退職は規定路線だったことも企業型確定拠出年金に入りたくない理由の一つでした。
idecoの呪いはどこまでも続きます。
会社を辞めても簡単に解約させてくれません。
また仕方なく個人型の確定拠出年金(ideco)に最低金額(月5千円)で継続加入しています。
そんな後ろ向きで入ったideco
自動で毎月5千円引き落とされるので気にしてませんでしたが、久しぶりにサイトを見てみると衝撃のリターン。
1年半くらいしか積み立ててないのに損益率22.3%増!!
散々ディスっておいて恩恵を受けているという・・(^-^;)
まさに結果オーライの典型です。
あの時強制的に加入させてくれてありがとうw
暴落相場がくればまたマイナスになるので一時的な利益を喜んでも意味がありませんが、利益が出てる状態は嬉しいものですね!
だいぶ前置きが長くなりました。
現在idecoを再検討してまして、私が満額へ増額。
妻が新規加入することに決めました。
法人は利益を出して動きやすい状態にするつもりなのでいいのですが、個人はできるだけ利益を圧縮したいからです。
夫婦で圧縮したい金額は約170万円。
30万円以下の経費を買い集めて利益を圧縮するのもアホなので、もっと賢い節税策はないものかと探し始めました。
そこで出会ったのがideco
なんと個人事業主であれば月6.8万円。
年額81.6万円も経費計上できるというではありませんか!
夫婦ですれば163.2万円!
これはいいねと鼻息荒く調べだしたものの、現実は厳しいです。
どうやら社会保険の区分によって月々の積立て上限金額は変わりそう。
私は自分の会社から役員報酬を得ているので、会社員扱い。
企業年金ナシの月2.3万円が限度です。
妻は第三号なので専業主婦扱いで月2.3万円が限度。
夫婦で年間55.2万円利益を圧縮できるので十分ありがたい制度ですが、個人事業主として163万円圧縮できると考えていた私はガックシ。
なかなか難しいですね~。
それでも夫婦で満額ideco加入は決定。
法人は大きく利益を残す、個人はできる限り縮小させます。
60歳まで引き出せなくていいの?
60歳まで引き出せないなんてありえない!と思ってましたが考えが変わりました。
年間55.2万円であれば大きな影響を受けないからです。
ここは人によって考えが大きく変わるところだと思いますが、仮に20年間資金ロックされても55.2×20年間=1,104万円。
しかも状況次第で毎年掛け金は変えられます。
利益がない年は掛け金を月5千円に変えてしまえばいいだけの話。
そう考えると、60歳まで資金ロックはそんなに恐れることではないなと考えるようになりました。
手元資金があまりない方は、積み立てNISAやidecoではなく、レバレッジを利かせて資産拡大を優先した方がいいと思います。
しかし、ある程度余裕がある方はidecoを利益の調整弁として活用してもいいのではないでしょうか。
また来年考えが変わってるかもしれません^^;
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