【太陽光融資】変動金利の場合、長期プライムレートか短期プライムレートか確認必須

融資

変動!コトトロです。

4基目の融資を受ける予定のA銀行から連絡がきました。

半年前に融資OKとの返事はもらっていたものの、法人1期経過しないと金利は3%以上になると言われていた案件です。

この案件の為に、他の案件の連系を遅らせた経緯があります。

最終的に融資OK(ここでひっくり返されたら困ります(^-^;)

金利は1.8%で変動金利との返答。

ほぼフルローンで通りました(数万円の持ち出し有り)。

さて、ここで疑問に思ったのが「変動」という言葉。

今までの融資ではこ固定金利だったので考える必要はありませんでしたが、変動金利なので知識を付けないといけません。

 

変動金利は長期プライムレートと短期プライムレートに分かれる

変動金利は、長期プライムレートを基準にしたものと、短期プライムレートを基準にしたものに分かれます。

この違いが実は大きい。

返済計画に大きく関わってくる部分なのでしっかり知識を付け、把握することが必要です。

私達に馴染みが深いのは住宅ローンの変動金利です。

毎年大きく動く可能性があり、変動はリスクの固まりというイメージがありますよね。

住宅ローンの金利が大きく動くのは長期プライムレートを採用しているからです。

ん?長期と短期の違いは?と疑問に思った方の為に解説します。

 

長期プライムレート

特徴としては3つです。

債券市場に連動し変動が激しい

一番気にするべきは、変動が激しい事

住宅ローンを検討した人であれば理解できますね。

日本の債券市場に連動して動くので、自然と変動が激しくなります。

 

みずほ銀行などが発表している

長期プライムレートは、みずほ銀行や新生銀行などが発表しています。

日銀のホームページでも公表されています。

長・短期プライムレート(主要行)の推移 : 日本銀行 Bank of Japan

 

1年以上の長期融資を行う場合の最低金利

1年以上の長期融資で適用される最低基準金利です。

この最低基準金利に各法人の評価やリスクに応じて金利が上乗せされます。

A銀行から法人1期経過しないと金利が3%以上になると言われたのも、決算書がないと法人としてのリスク評価難しいからです。

2期、3期と黒字決算が続き会社の評価が上がると金利が下がる理由がわかりますね。

 

短期プライムレート

特徴としては3つです。

ほとんど変動しない

上記、日銀ホームページでも確認できますが、短期プライムレートでは金利変動幅は非常に狭いです。

最近8年間は金利が変動していません。

長期プライムレートに大きな動きがない限り短期は変動しないと考えても良いでしょう。

 

銀行が独自に決めている

長期と違い短期プライムレートは各銀行が独自に決めています。

日銀ホームページで最高値、最低値、最頻値の3つが載っているのはそのためですね。

 

1年未満の短期融資を行う場合の最低優遇金利

最低優遇金利なので限られた優良企業ではこのレートで資金調達が行えます。

当然、長期プライムレートよりも金利は下がり、私たちが借りる金利も下がることになります。

 

変動金利では長期プライムレートか短期プライムレートか確認すべし

私達が融資を変動金利で受ける場合、長期プライムレートか短期プライムレートか確認が必要です。

実は長期が採用されて毎年金利がころころ変わる!

と後で後悔しても遅いです。

20年の太陽光事業を成功させるためには必要な知識です。

「変動金利」と聞いたら長期プライムレートか短期プライムレートか確認しましょう!

 

コトトロ合同会社は評価がまだまだ低い

今回は短期プライムレートでしたが、金利が1.8%でした。

優遇金利に法人の評価が加味されて金利が決まるので

コトトロ合同会社の評価はまだまだ低いことがわかりました。

1期しか経過していなく、1基しか連系していないので当然と言えば当然ですが・・。

利回りの高い案件を持ち込める方であれば案件評価が加えられ金利はさらに下がると思います。

土地から仕込める人は強いですね。

融資付け同様、土地探しも同時に頑張りましょう!

融資
コトトロをフォローする
コトトロブログ – 好きな事をして生きていく

コメント