消費税還付申告!コトトロです。
ようやく確定申告、消費税還付申告まで終わりました。
初めてのことを調べながら進めるのは時間がかかりますね。
来年はきっと3倍早く終わることでしょう。
確定申告ソフトにマネーフォワードを使った場合でも消費税還付申告が無事できるのか?
体験したことを書いていきます。
マネーフォワードでも一人で消費税還付申告できるのか!?
今までは税理士にすべて丸投げして消費税還付申告をしてもらっていました。
失敗すると尋常ではない損害を被りますからね。
今回は個人事業主として初めて消費税還付に一人でチャレンジ。
結果は、無事完了!(たぶん・・)
実際に消費税還付がされるまで成功しているのかどうか不安な面がありますが、まぁなんとか還付されることでしょう。
確定申告(青色申告)用に採用するソフトをfreeeにするかマネーフォワードにするか最後まで悩んだ記事を以前書きました。

悩ませた原因は、マネーフォワードクラウド確定申告には消費税申告書作成機能がないこと。
freeeはその消費税還付申告書類作成機能があるので、マネーフォワードを選んだのは苦渋の選択でした。
結論を言うと、マネーフォワードでも全く問題無し!
なぜなら「消費税集計機能」が備わっているからです。
全て税込みで仕訳していても、税抜会計として初期設定しておけば消費税分を勝手に集計してくれます。
仮受消費税、仮払消費税だけではなく、消耗品費や売上げにかかる消費税を8%と10%に分けて表示してくれるので便利な機能です。
マネーフォワードを使う前までは、全ての仕訳に対して消費税分を手入力する必要があるのかな・・と恐れていましたが、自動算出してくれました。
ありがたいことです。
消費税還付申告までの流れ
マネーフォワードクラウド確定申告を使った場合の消費税還付申告の流れをざっと書いていきます。
(e-TAXの事前準備が完了している前提です)
【消費税還付申告の流れ】
①マネーフォワードで仕訳と確定申告書類の作成まで完了させる
②マネーフォワードクラウド確定申告の消費税集計画面を開く
③国税庁の確定申告書等作成コーナーを開く
④消費税集計画面を見ながら③を入力していく
はっきり言って、紙の用紙に自分で書き込んで作成するのは無理です。
私も初めは国税庁の消費税還付申告手引きを見ながら手書き入力できるくらい理解しようと思ったのですが、途中で挫折しました・・。
freeeにしておけば良かったかも・・と何度頭をよぎったことか。
いつも思うのですが、国税庁のページはわかりにくすぎる!
わざと理解させないようにしてる?(税理士の仕事を増やそうとしている?)と勘繰りたくなるくらいわかりにくいです。
おすすめは国税庁の確定申告書等作成コーナーを使うこと。
同じ国税庁ですが、作成コーナーだけは優秀です。
非常にわかりやすくできています。
と言っても、初めての方は通常の確定申告よりもハードル高いかもしれません。
でも大丈夫!
マネーフォワードの消費税集計画面を見ながら入力していけば問題なくできます。
入力の注意点
入力の前に、消費税の国税分と地方税分が以下の税率に分かれていることを理解しておいた方がいいです。
消費税は国税と地方税に分かれるんですね。
消費税還付申告して初めて知りましたよ。
ここを理解してから進めないと頭が混乱します。
入力途中の注意点は、太陽光設備を「仕入れ」としないこと。
感覚的には設備を仕入れて売電収入を得ている感覚になりそうですが、太陽光設備一式は「固定資産」のページで入力します。
仕入れと固定資産どちらも設備金額入力すると消費税還付金額が2倍になります。
2倍で還付されるのはありがたいことですが、100%修正が必要になるので、固定資産の金額だけ入力するよう注意してください。
他の注意点としては、消耗材料費や車両費等の経費を全て入力すること。
一部の経費しか記載されていないので、自分で追加入力する必要があります。
車両費とか新聞図書費とか。
「【(3)仕入れ金額と(32)計】の【うち税率6.3%適用分】の合計額に対応する【仮払消費税等の金額のうち税率6.3%適用分】が、算出される範囲外の金額となっています。双方の金額を確認し、正しい金額を入力してください。」
とエラーメッセージが出た場合は、経費が全て入力できていない可能性大です。
(エラーメッセージが分かりにく過ぎて、私はここでだいぶハマりました・・)
以上が私の経験を元にした注意点です。
今回は税理士の力を借りなかったので、出費はマネーフォワードで月500円支払いのみ。
(マネーフォワードではデータを消すことなく無料プランに戻れます)
お金がかからなかったことも良かったのですが、自分ができる範囲を広げられたのが大きな収穫でした。
一度理解ができれば、来年は自分で申告するか、人にお願いするか気軽に選択できます。
これからも自分でできる範囲を広げ、選択の幅を広げていきたいですね。
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