長期賃借料!コトトロです。
個人事業主の試算表を作成するために、いつも確定申告前に慌てながらする作業をしています。
1回自力で青色申告すると力付きますね。
1年前の絶望的な感じがありませんw
今回は、自分に向けて長期賃借料の仕訳方法を記録します。
赤字、債務超過には気を付けよう
11基目は土地が賃貸で、初めに20年分を一括で支払う予定です。
そこで法人2期目の嫌な記憶がよみがえってきました。
経費がかさみ過ぎて大幅な赤字、債務超過に突入する事件。
東電からの売り上げ明細を待っていたら決算がギリギリになり、最後に債務超過に気づくという大失態をおかしました。
時間のないサラリーマンは特に決算は早めに対策しておいた方がいいです、ホントに・・。
太陽光って一気に儲かる仕組みではないので、一時的に赤字になりやすいので。
私みたいに1年間身動きが取れない状態になりますよ~(-_-;)
ということで、早めに経費倒れの原因になりそうな賃料一括払いの仕訳方法について調べました。
確定申告時期の自分に向けて記録を残しておきます。
長期に渡る賃借料の仕訳
例:2020年12月に20年間の賃借料300万円を一括払い
①支払いをした時
㊧賃借料 3,000,000円 ㊨現金 3,000,000円
②期末の会計処理
㊧前払費用 150,000円 ㊨賃借料 2,987,500円
㊧長期前払費用 2,837,500円
当期の費用に参入できるのは支払った300万円のうち、12月(1ケ月分)の1.25万円のみ。
将来リースを受ける残りの19年11か月分(298.75万円)の権利を前払費用として資産に計上が必要。
その内、来年支払う1年分の賃料(150,000円)は前払費用として処理し、以降の賃料(2,837,500円)は長期前払費用として処理する。
③翌期に入った時
㊧ 賃借料 150,000円 ㊨前払費用 150,000円
資産計上してあった当該年度分の前払費用15万円を賃借料へ再振替。
======================================
この記事を書いた後にグラナダさんからわかりやすい仕訳方法を教えてもらいました。
以下、参考にしてください。
私もこちら採用します^^
①支払い時
前払費用 300万 / 現金 300万
賃借料 1.25万 / 前払費用 1.25万②期末
なし(①で処理済み)
③翌期
賃借料 15万 / 前払費用 15万
仕訳を簡単にする方法
仕訳?それおいしいの?って人も多いと思います。
私も1年前はそうでした。
わけがわからない人はまず知っている人に会うことをおすすめします。
私はマネ-フォワードのイベントに参加したり、市の税理士相談を活用しました。
まずは人から教えてもらい全体像を把握し、細かい仕訳はネット検索する。
この方法が一番楽な流れかな~と思います。
例えば、銀行の利息。
仕訳方法がわからなければ「利息 仕訳」で検索するだけ。
すぐに「事業主借」を用いればいいことがわかります。
まぁ、なんで事業主借なのかを落とし込むまでに時間がかかるのですが。。
1回もがいて青色申告すると2回目は一人でスムーズに申告できるはず。
税理士さんにお願いするのもありですが、それは融資や事業の協力をしてくれる人にした方がいいかも。
初めて青色申告に臨む人はとにかく黒字にできる方法がないかを必死に考えて来年に繋ぎましょう。
1年間無駄にしますよーーー!!
コメント
いつも楽しく拝読しております。
結果はおなじなのですが、ご参考になればということで、私が好きな仕訳を書きます。
①支払い時
前払費用 300万 / 現金 300万
賃借料 1.25万 / 前払費用 1.25万
②期末
なし(①で処理済み)
③翌期
賃借料 15万 / 前払費用 15万
簡易にするために前払費用に統一しております。
グラナダさん
仕訳方法見させてもらいました。
とてもわかりやすくていいですね!私もこの方法にさせてもらいますね。
今考えると、私が書いた仕訳だと間違いが発生しそう、かつ
毎年仕訳の行が増えるだけなのでいいことないですね(-_-;)
ありがとうございました~!