退職所得控除!コトトロです。
今日のお小遣い案件。
新規で大家 .comへ投資家登録を完了すると1,000円
対象期間内に投資をした方(1案件に20万円以上の場合)10,000円
お小遣い案件好きな方どうぞw
ブロック積み楽しくなってきた😁
多能工を目指す! pic.twitter.com/MKK1MPypD3— コトトロ☀️太陽光✖エア新築戸建投資家 (@kototoro31) June 23, 2021
今日も今日とて、せっせとブロックを積み。
リフォームも外構工事もできる多能工を目指します^^;
さて、今日はちょっと難しい内容。
退職所得控除について。
退職所得控除とは?
退職金には税金がほとんどかからないと聞いたことがある人もいると思います。
受け取る退職金から退職所得控除を引いて計算してもいいですよ~という優遇措置があるからです。
ちょ、今から退職金のこと考えても意味ないでしょ!
とか言わずに考えておいたほうがいいです。
ideco、小規模企業共済、法人から自分への退職金を考慮すると数百万円レベルで手元に残るお金が変わってきますよ。
30代から将来の計画を立てて、積立&退職所得控除フル活用していきましょ~♪
では、細かい話を書いていきます。
まず、退職金から退職所得控除を差し引くことによって課税対象額が決定されます。
1000万円の退職金がある場合、退職所得控除が無ければ数百万円の税金を支払う必要がありますが、勤続年数に応じた控除を適用することで税金ゼロにすることもできます。
では、退職所得控除はいくらになるのか?
会社に勤めて20年経てば、40万円×20年=800万円の控除。
30年経てば、40万円×20年+70万円×10年=1500万円の控除になります。
退職所得控除を賢く利用
私は法人から自分と妻に給与を支払っています。
36歳で法人を立ち上げたので、70歳時点で退職金を自分に支払うと仮定すると、
40万円×20年+70万円×16年=1,920万円の控除となります。
私の妻は非常勤役員。
私と同じ期間役員であり続けるはずなので、同じく1,920万円程度の退職所得控除が期待できます。
これだけで法人から3,840万円分の資金を無税で個人へ移動することができそうです。
法人に利益貯めても個人に資金を移動できない問題が一気に解決できそうですね^^
ideco、小規模企業共済を利用する人は注意!
退職所得控除の理解が進んだところで、注意しないといけないのはidecoと小規模企業共済。
どちらも退職金や年金の代わりとして積み立てることを国が期待して作った制度なので、20~25年後の満期解約時の一時金は退職所得として扱われます。
ここで覚えておかなくてはいけないのは、ideco、小規模企業共済、退職金を同時に受け取ろうとする場合、退職所得控除は3倍にはならないという事実。
加入期間や在籍期間が重なっている時期は控除対象期間とはなりません。
受け取る時期をずらしながら、うまく調整しないといけないんですね。
受け取る時期をずらす?
どのくらい?
と疑問に思い調べてみると、どうやら5年間隔をあければそれぞれ退職所得控除はフル活用できるそうです。
ideco 20年加入
小規模企業共済 25年加入
会社に所属 30年在籍
この場合、idecoの一時金、小規模企業共済の共済金、退職金を同時に受け取った場合、退職所得控除計算上の年数は30年となります。
idecoを60歳で受け取り、小規模企業共済の共済金を65歳で受け取り、退職金を70歳で受け取りと5年ずらすことで、退職所得控除計算上の期間はフルに使えます。
つまり、同時受け取りの場合、30年として退職所得控除を計算しないといけないところが
ideco
40万円×20年=800万円
小規模企業共済
40万円×20年+70万円×5年=1,150万円
退職金
40万円×20年+70万円×10年=1,500万円
合計で75年分、3,450万円の退職所得控除をフル活用できるようになる!
ということです。
ってわかりづらいかな・・(´ω`;)
さらに細かいことを書くと、受け取る順番にも注意が必要で、idecoを初めに受け取り、小規模企業共済と退職金はその後に受け取る必要があります。
小規模企業共済と退職金は5年間隔をおけば退職所得控除をフル活用できますが、idecoだけは15年あけないといけないらしい。
つまり、小規模企業共済と退職金を先に受け取ってしまうと、15年経過しないとidecoの退職所得控除はフル活用できず、減額されてしまうんですね。
うん、わかりづらい・・。
ググってください(えっw)
とにかく、idecoを初めに受け取る。
その後に5年あけて小規模共済。
さらに5年以上あけて退職金受け取り、と覚えておきましょう。
(これ絶対忘れるやつだ、後でこの記事見返さないと(*_*;)
ideco、小規模企業共済、退職金の計画を立てよう
私はidecoを始めましたが、小規模企業共済は始めていません。
途中解約は可能であり、掛けた分のお金は金利1.5%で借り入れすることもでき、掛け金は所得控除できるので、お得であることは間違いないのが小規模企業共済。
しかし、20年未満で途中解約すると掛け金を下回るので、実質資金ロック系の運用方法だと思っています。
資産拡大期では、土地を現金で抑えたり、建物や太陽光発電所の費用を一時的に立て替えることもあるので、できるだけ手元に資金は残しておきたい。
銀行も流動性の高い現金を好みますし。。
今後、新築戸建てを5戸くらい建てようかなと思っているので、まだ小規模企業共済に加入するタイミングではないなと考えてきました。
それでも、再来年あたりには小規模企業共済に加入を検討しています。
月の掛け金は最低1,000 円から最高7万円まで。
途中で掛け金の変更も可能なので、初めは掛け金を低くしておき、途中から満額で掛ければいいかなと。
長い期間加入することで、退職所得控除額が上がるメリットは無視できません。
60歳でideco受け取り、65歳で小規模企業共済受け取り、70歳で退職金受け取りで退職所得控除フル活用。
FIT後の太陽光次第ではありますが、法人における利益に応じて退職時期を調整。
これが今のところ最適解かなと感じています。
退職所得控除を若いうちから考えるのは大事。退職金だけでなくidecoと小規模企業共済も絡んでくる。法人から個人(自分や妻)に給与を出している人は退職所得控除をフル活用するために計画を立てよう。ideco、小規模企業共済、退職金の順番で受け取り、それぞれ5年あけるのが最適解か。
— コトトロ☀️太陽光✖エア新築戸建投資家 (@kototoro31) June 23, 2021
今回はidecoや小規模企業共済を満期で一括受け取りの場合を想定して書いてきましたが、年金代わりとして毎年受け取るという選択肢もあります。
年金受け取りの控除額もからむ話になるので、今回は避けました。
もうお腹いっぱいですよねw
退職所得控除内に収まらない人は一時金だけでなく、毎年分割して受け取り年金の控除もフル活用するなど、さらに複雑になるので頭使うのが好きな方は自分で検討してみてください(‘ω’)ノ
若い内に考えておくと、後々お得ですよ!
(いつも通り税理士未監修です(-_-;)間違ってたらごめんね)
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