太陽光発電所を売却したい?少し判断が早くないですか

コトトロはこう思う

ちょとまて!コトトロです。

 

太陽光発電所の売却を検討している人が増えてきた気がします。

現時点で太陽光発電所売却について考えていることを残しておきます。

 

 

太陽光投資の安定性

私と同じように2018年ごろから参戦した方は同じ感想を持つと思います。

太陽光投資は優秀!

 

あの頃は利回り10%でも低いと言われていた時代ですからね。

今は9%が当たり前になってしまいました・・。

 

太陽が出ている限り毎月安定して売電してくれる装置のありがたみを感じています。

この世の中に存在している投資の中で安定性の面で見ると太陽光は群を抜いてますね。

 

 

太陽光投資は危険?売った方がいい?

しかし太陽光も様々な不確定要素が出てきました。

代表的なところは以下の3つ。

 

①10年目以降の強制積立

②発電側基本料金の発生

③インボイス制度をきっかけとした免税事業者から課税事業者への移行(消費税納税)

 

このままだとキャッシュフローが減っていく・・今売却しなくては?

と思う方も多いのではないでしょうか。

 

私の意見としては「ちょとまてお兄さん、落ち着いて」です。

現時点の状況で売却を検討した方がいいのは2パターン。

 

■今すぐにやりたい事業があり、成功が見えている、かつ手元にキャッシュが少ない

■遠方にあり管理に費用がかかりすぎて困っている方

 

それ以外の方はタイミングが早いかな~と。

 

少なくとも発電側基本料金がどうなるか

インボイスによる免税事業者の扱いがどうなるか

を確認してから動き出すのがベストです。

 

 

発電側基本料金も最新情報を見ると、「賦課金で調整または運用を除外」という方向性で進めてみてはどうかと議論されています。

国としては再エネ推進、脱炭素の流れを止めるわけにはいかないですからね。

 

既認定FIT発電所を所有している方の発電側基本料金負担が除外される可能性も出てきました。

 

10年目以降の強制積立も積立されるだけなんですから20年目以降に有効活用すればいいんです。

うま~くリパワリングとして使える方法が出てくると予想してます。

 

インボイス制度も極端に恐れることはありません。

免税事業者を無くす制度ではないですからね。

 

免税事業者のままで取引することは自由ですし、最悪簡易課税事業者になればいいんです。

これだけで消費税10%ではなく3%の消費税納税になります。

 

発電所を売却したい方は一度冷静になり、「ちょとまてお兄さん、落ち着いて」と誰かが言ってたな~と思い出して下さい。

発電側基本料金がかからず、免税事業者のまま取引ができる可能性は十分ありますよ。

 

土地の所有権がある方はFIT期間が終わる20年以降も想像してみてください。

本当に今売却をして数百万の利益を確定させるのが賢い選択なのか、今一度考えてみましょう。

 

ではまた!

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