斜面!コトトロです。
妻がこの記事で青ざめたそうです。

なるほど。
この書き方だと混乱する人が出ますね。
ブログ村の方は大丈夫だと思いますが
屋根に太陽光パネルを設置しているだけの人は驚いた人も多いのではないでしょうか。
安心して下さい。
FIT法で決められた20年間の固定買取は無くなりませんよw
日本国家がデフォルトするとわかりませんが(^-^;
地震保険に入るべきか・・
北海道の地震で考えさせられました。
「地震保険にも入った方がいいのか・・」
台風、竜巻、雷、水害、出力抑制等
保険で自然災害はほぼカバーできますが地震だけは地震保険に入る必要があります。
問題になるのが保険料。
自然災害をカバーできる保険は月1万以下で加入ができますが、地震保険だけで同じ金額かそれ以上の金額になるプランが多いと聞きます。
年間で50万以上キャッシュフローがあると言っても地震保険だけで年間12万円以上も払えませんよね・・。
地震の対策は
では、地震にどう対応するか。
人間の力で地震を制御はできません。
地震が起きても問題が起きないように安全な設置をするしかないですね。
基本的に太陽光パネルは家と比較して軽いので、地震の横揺れで損傷を起こしたり架台ごと転倒してしまうことは考えにくいです。
単管パイプだけを杭として採用している発電所はパネルの荷重で徐々に下がりパネル全体が波のようにうねってしまう可能性はありますが・・。
スクリュー杭を使う、フーチング幅のあるコンクリート基礎を使う等、沈みに対応できる基礎構造にしたいところです。
最大の地震対策
北海道の地震を教訓にすると、最大の地震対策は斜面に設置しないことだと思います。
斜面の構造検討は非常に難しいです。
家を建てる場合は安息角と呼ばれる斜面を形成できる最大の角度から擁壁を検討し、杭を固い支持層まで到達させる事が必須となります。
しかし太陽光では擁壁を作り、支持層まで杭を到達させる余裕は金銭的にありません。
事業が成り立ちませんからね。
「昔、林業をしていたので山の事はおまかせ下さい。斜面の角度が発電に丁度いいんですよ~」
と言っていた太陽光業者に会った事がありますが、信じてはダメです。
斜面に対応できる根拠(構造計算)は出てきません。
リスクを最小限にするには、太陽光設備を斜面に作らない、斜面にある発電所を購入しない選択が必要です。
どうしても斜面に設置する事情があるとしても安息角以内(30度以下)は必ず守りましょう。
太陽光投資はリスクとの闘い
太陽光投資はリスクとの闘いです。
20年間売電が保証されているとはいえ、販売会社にお金を払ったら音信不通・・、業者シミュレーション通りに発電しない・・、地震で斜面が崩れて太陽光パネルが崩壊・・。
笑い事じゃないですよね。
太陽光投資を株やFXと同じようなただの投資と捉えていると失敗します。
初心者を騙してお金を儲けようとする人は多いので
自分で知識を付けないとカモになりますよ(・⊝・)ガーガー
保険は必須!
通常の保険では対応できない3つの事象。
津波
海の近くに発電所を作るのは避けましょう
地震
斜面に発電所を作るのは避けましょう
戦争
選挙で投票し、政治家を選びましょう
太陽光事業に保険は必須です。
台風、竜巻、雷、盗難、風害、水害は保険で対応しましょう。
コトトロが加入しているom’sで台風や地震の対応について聞いてみました。
(質問)近日発生した関西での大雨、台風、北海道の地震でも保証はされますか?全額保証でしょうか?
(答え)地震・津波・テロによる被害は保険対象外となります。
台風につきましては、保険対応が可能です。
保険金額につきましては、システム代金が満額の保険金額となります。
予想通りの答えでした。
om’sのおかげで大型の台風でも恐くありません。
おすすめはメンテナンスと保険がセットで9,800円/月のゴールドプランです。
コメント
つい先日、緩やかな斜面に設置される太陽光発電の契約をしました。。。
地震保険を検討したいと思います。。。
マナティさん
メールでも返信しましたが、そんなに心配しなくていいですよ(笑)
30度を超える斜面、周辺が伐根されている山であれば検討の余地がありますが。
安い土地は山を切り開いた場所にあるので難しいですよね。
遅くなりましたが、返信ありがとうございました。
先々週の東洋経済に、斜面に設置された太陽光発電の記事があったのですが(太陽光の調査に時間を割いているので、タイムリーに見てないのですが)、本当の斜面に設置された太陽光設備はどのようなものかが分かりました。契約した太陽光は心配しなくて良さそうなので、付保せずに進めたいと思います。