臭いクレーム!コトトロです。
築古戸建て物件で臭いクレームが発生しました。
前回のつづきです。
どう対応しているのか記録を残します。
現場へGO!3号入居者にヒアリング
現場には塗装途中の車が1台置いてありました。
う~ん、シンナー臭いといえばシンナー臭い。
ただ時間が経過しているので、正直あまり気にならない程度の臭い。
ただ部屋の中に充満してるって言ってたしな・・。
現場を確認後、3号戸建て入居者さんに事実確認。
コトトロ「お隣の方からシンナーの臭いが家の中に充満して困っているという話がありまして・・。心当たり有りますか?」
3号入居者「車の塗装してました。あと3つ車のパーツを塗装したいんですよ。」
違う場所で塗装できないか聞いたものの、コンセントが必要らしく、場所もないらしい・・。
私が更地貸し賃貸してる近くの土地を使わせてもらえないか交渉してみるか・・、発電機はレンタルすればいいし。
4号入居者にヒアリング
クレームを言ってきた4号戸建て入居者さんにも連絡し、直接話してきました。
部屋の中を確認するのは嫌がるタイプの入居者さんなので、外でじっくり話を聞くことに。
・住宅街なので臭いの出る作業はやめてもらいたい
・子供がいるので体調に影響が出ないか不安
・室内に臭いがこもって取れない
・臭いだけでなく音の問題もある
・駐輪場を半分使われるなんて聞いてなかった
いや~今回の問題以外の不満もだいぶ溜まっていたようで・・。
気持ちが落ち着くまで同調しつつ傾聴しました。
解決策は改ためてご提案することに。
解決策の提案
発電機レンタル屋さんはすぐに見つかったものの、土地が見つからない・・。
近くで私が更地貸ししている土地も借手に断られてしまいました。
そりゃそうですよね・・お金払って借りてもらってるんですから。
また長くなりそうなので、最終的なご提案内容だけ書きます。
①テントのような形で周囲を覆い、シンナーの臭いがする塗料が飛散しないようにする
②長時間作業をしない
・この2点を4号入居者に提案したいこと
・自分の目と鼻で現場を確認した上で、それ以上の対策は必要ないと感じたこと
・4号入居者はこの提案を受け入れないと予想されること
を3号入居者に伝え、事前同意を得ました。
4号入居者の性格を考えると、この内容では受け入れてくれないのは確定してますけどね・・。
求められているのは塗装作業を全くしないことですから。
3号入居者がしているのは趣味レベルの車塗装。
現場でも異常な匂いは感じませんでした。
現場を確認したところ、消防署に届け出が必要なシンナーの量は見当たりません。
工場を作ったわけでもないので、都市計画法、建築基準法にも抵触しません。
完全な業として塗装をしているわけでもなさそうなので、労働安全衛生法に引っかかる気もしません。
法的に負ける要素はないと判断しました。
①②の内容でご納得いただけない場合、これ以上の対応は難しいと伝えるつもりです。
さてさてどうなることやら・・つづく。
ではまた!
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