バリアフリー!コトトロです。
身近な人が半身不随になり、車椅子生活になる可能性が高くなりました。
私の中では大きな価値観の変化が起きた瞬間です。
現在考えている事を記事にします。
歩ける、話せるが当たり前になっている私
歩ける、話せる、見える、聞こえる。
私達が当たり前と考えていることですね。
身近な人が脳出血を起こし、右半身が動かない状態を目の当たりにし、当たり前と考えていた事がいかに幸せかを考えさせられます。
人は脳出血を起こすとその日から体の自由が利かなくなる可能性が高いです。
脳の中を走る細い動脈が突然破れて出血が起こり、脳を壊したり圧迫するんですね。
脳出血で言語機能を司っている左脳がやられてしまうと、言葉が話せなくなり、右半身は動きづらくなります。
周りの家族も絶望を感じますが、本人は想像を絶する絶望を感じていることでしょう。
絶望から一筋の希望を見出すことができないかと、真剣に考えています。
バリアフリーの家
バリアフリーの家とは、簡単に言うと凸凹のない車椅子生活に適した家のことです。
初めからバリアフリーになっている家は最近増えてきましたが、段差のある家がまだまだ大半ですね。
いざ車椅子生活になると、バリアフリーは必須条件。
さらに必要な事は
- 高さを考慮した手すりの位置
- 車椅子で水栓に手が届く洗面台
- 車椅子の回転スペースを考慮したトイレ空間
- 車椅子の乗車を考慮した駐車スペースと外部設計
- 極力短くした生活動線
などなど、盛り沢山。
車椅子生活前提の住宅改装はハードルが高いことがわかります。
介護保険を使えば1割負担で改装できる可能性がありますが、スペースの問題を解決できず改装を諦める人も多数。
家での介護を諦め施設にお世話になることは苦渋の選択です。
施設に入る本人だけでなく、施設に入れる選択をする側の家族もつらい出来事となることは容易に想像できます。
障害者に優しい賃貸住宅を作りたい
身近な人が車椅子生活になる(可能性がある)と一気に考えが変わります。
車椅子生活の人や体の自由が利かない人が何も不自由なく、絶望を感じない社会であってほしいと本気で願うようになるんですね。
話が少しずれますが、私は賃貸の共同住宅(アパート、マンション)を一から建てる目標があります。
つい最近、普通の共同住宅ではなく、車椅子生活の人や半身不随の人が普通に生活できる賃貸住宅を建てることはできないか、と考えるようになりました
人から介護を受けることなく、障害者が自力で生活できる。
そんな共同住宅が作れたらなと。
自分の家で車椅子生活ができないことで絶望している人を幸せにする。
今はまだ夢物語ですが、中長期的な目標として設定します。
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